道尾秀介さんが2005年に出した小説『向日葵の咲かない夏』。 この作品は、第六回本格ミステリ大賞の候補作です。(ちなみにその時の大賞は東野圭吾さん『容疑者Xの献身』です) あらすじとしては、主人公の小学生ミチオが、欠席したクラスメイトのSくんの家を尋ねると、S君が死んでいた…でも担任の先生と再びSくんの家に行ったとき、S君の死体はそこにはなくなっており、ミチオの前に「蜘蛛」に姿を変えたS君が現れ、ことの真相を追っていく、というものです。 最近、巧妙なトリックを用いて描かれた、実写化不可能といわれていたよう... Read More
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