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リピート
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木曜の夜に放映されていたドラマの原作本となります。比較的分厚い本になるので、それなりに読みごたえがあります。ドラマとは違い、毛利君が主人公となります。彼はフリーターではなく大学生という設定です。謎の電話もスマホではなく、彼の自宅にある固定電話にかかってきます。電話は現在の時代を反映させたアレンジだとは思いますが、主人公を変えたのはどうしてなのかわかりません。ドラマを見ている女性が感情移入しやすいからでしょうか。

現在数回ほどドラマを見ましたが、原作と違っている箇所がかなりあります。登場するはずの人物がしなかったり、登場しても職業などが違っていたりします。原作を何度も読んでいる身としては、ちょっと気になります。

はじめてこの本を読んだ時は、続きが気になって午前4時まで読みふけってしまいました。タイムスリップものが好きだったのでかなり楽しめました。

登場人物たちは作中で次々謎の死を遂げていき、その原因を推理していくのですが、それがまた面白く夢中になりました。登場人物たちが良い人物ではなく、一人一人問題を抱えているところがリアルでした。主人公の毛利君の印象も、物語を読み進めるにあたってどんどん変わっていきました。彼の抱える心の闇や、複雑な人間関係などはかなり魅力的です。

ラスト1ページがかなり衝撃的で、読み終わった後は暫し呆然としてしまいました。間違ってもラストから読まないことをおススメします。